指輪の特許と意匠

指は円じゃないという発想から、指輪の特許と意匠を取得しています。

少しその経緯をお話しますね。

指の形は人それぞれですが、指輪をつけてるとくるくる回ることがあります。

特に指の関節が大きく、付け根の細い方が多いように思います。

関節を通らないと指輪はつけられないので、付け根部分では回りやすいのです。

今までいろんな結婚指輪を作ってきて、その悩みはよく聞いていました。

少しでも解消するには・・・と考え、常々、指輪は円じゃないと思っていたことから、通常の丸い指輪ではなく、指の関節に沿った円ではない形の指輪を作ってみました。

実際、調べると今までにない新しい指輪の形だったので、特許をとることができました。

発明の名称 指輪

特許第6395269号

そこから、いろんな発想が生まれ、指輪の内側を桜、三角、ハートの形をした指輪を作りました。

意表をついたこの3つの形は、部分意匠で特許庁に登録されているので、他では作ることのできない、工房Ryoにしかないデザインの指輪です。

意匠第1672279号

意匠第1672280号

意匠第1672281号

日本人に親しまれている桜のデザイン。

おむすび(お結び)のようなほっこりする三角デザイン。

心、思いやりのハートのデザイン。

ハートはまだ指輪としてできていませんが、桜と三角は結婚指輪としてお作りしています。

内側が円ではなく、桜や三角などの形なのでつけ心地はどうかなと思いますが、意外と指にフィットする感じで大丈夫ですよ。

ワクワクするような見た目やつけやすさなど機能性も重視しながら、永く付けていただけるような結婚指輪をお作りしています。

一度つけ心地など、試着してみてください。

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